普段は優しくおとなしい妻が際限なく借金を繰り返す。そして、夜逃げ、自己破産に追い込まれる家族――。身に覚えのない多重債務の原因は妻の中に棲む四人の別人格だった。

　妻が四人の別人格と闘い、そして和解するまで必死に支え守り続けた夫と家族の壮絶な実話をドラマ化した『妻は多重人格者』が3月24日（金）金曜エンタテイメントで放送される。＜2006年3月24日（金）21時〜22時52分＞

　画家を目指す矢島真司（高嶋政伸）は、多額の借金を繰り返す妻・亜希子（松下由樹）の行動に悩み苦しんでいた。遂に金も底を尽き、解決の手段を見失った真司は、亜希子と共に死を決意する。だが、その瞬間、亜希子が全く別の人物となり豹変したのだ。その時はじめて妻が多重人格者であることを悟った真司は、妻のため家族のために、その症状と闘うことを決意するのだった…。

　妻のあまりにも不可解な行動に悩み、そして多重債務に苦しみ死までを覚悟するが、原因は“解離性同一性障害（多重人格）”という病気とわかり戸惑いながらも受け入れ支えていく夫・矢島真司を高嶋政伸、際限なく借金を繰り返してしまう自分の中に棲む別人格と闘う多重人格の妻・亜希子を松下由樹が演じる。

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