事件11

〜逆転法廷!姉を殺した男が無罪?OL放火殺人事件と老刑事殺し・完全犯罪の赤い封印

北大路欣也 内藤剛志 須藤理彩 勝部演之 佐野浅夫 萩尾みどり 神保悟志 山下徹大 山下容莉枝

横浜地裁で死刑囚・黒木好夫(内藤剛志)の再審裁判が開かれ、無罪の判決が下った。事件は7年前に起こった。当時24歳のOL田中美沙緒(山内紅実)が殺され自宅に放火されたのだ。2カ月後、黒木が逮捕され最高裁まで争った挙句死刑が確定した。だが、黒木は獄中から執拗に無実を叫び続け、2年前に再審請求が認められて、この日の無罪を勝ち取ったのだった。黒木の弁護を担当したのは、伊丹弁護士(北大路欣也)の先輩・長谷川弁護士(勝部演之)だった。半年後、黒木逮捕に尽力し、彼の有罪を信じて疑わなかった元刑事の平塚(佐野浅夫)が自宅アパートで殺害される。近所の主婦の証言から、黒木が容疑者として浮かんだ。犯行直後と思われる時刻に、黒木が平塚の部屋から走り去るのを目撃されていたのだ。さらに、近くの公園から血痕のついた黒木のジャンパーとナイフが発見された。黒木はこれにより再び逮捕された。警察は、かつて逮捕されたことに対する恨みによる犯行との見方を強めた。だが、黒木は冤罪だと無罪を主張した。伊丹は長谷川から、黒木の弁護人を引き受けてほしいと頼まれる。長谷川は他の仕事入っていて手が回らないというのだ。先輩の頼みとあって、伊丹は喜んで黒木の弁護人を引き受けた。

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