松島・蔵王殺人事件

死体が持つニセ名刺・連続殺人の裏の過去と初恋に男と女が泣く!東京−仙台350キロ、十津川が怒り走った

渡瀬恒彦 伊東四朗 山本陽子 生稲晃子 萩原流行 梅津栄 大坪日出代 伊藤留奈 中川真弓

お馴染み十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)の名コンビが事件を解決していく人気シリーズ。今回は亀井刑事の初恋人が連続殺人事件の鍵を握る。松島・蔵王を舞台に、十津川と亀井が夢を実現させるために殺人を犯してしまう哀しい犯人の実像に迫る。上野公園と荒川の河原でそれぞれ男女の毒殺死体が発見された。彼らの身元は故郷・仙台で詐欺紛いの事をして逃亡生活を送っていた富岡夫妻。彼らは死亡前に宮城県知事候補・宮内の講演会に出席していたことが判る。一方、仙台市の小笠原と名乗る女性から「犯人を知っている」と言う密告電話がくる。十津川と亀井がその女性の勤め先を突き止めると、そこで会社の社長・奥寺綾子と会う。奥寺は亀井の高校時代のマドンナだった。初恋の人に再会した亀井は、血なまぐさい事件をひととき忘れて昔の感傷に浸っていたが、そんな亀井の想いをよそに事件は思わぬ方向へ進んでいく。

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