西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ(29)
松山・道後〜十七文字の殺人
渡瀬恒彦、伊東四朗、とよた真帆、萩原流行、堤大二郎、棚橋幸代、石濱朗 須藤温子
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亀井刑事(伊東四朗)が趣味で作っている俳句が、正岡子規ゆかりの愛媛松山の俳句祭で特別賞を取った。受賞のため松山を訪れた亀井は、市の職員から不可解な相談を受ける。応募された句の中に、死を予感させる句が入っていたというのだ。投句したのはいずれも東京の人間。「秋に復讐のため人を殺す」とも読める。まるで雲をつかむような「殺人予告」に、亀井は十津川警部(渡瀬恒彦)に相談。パソコン検索から、二つの事件が浮かび上がる。松山で自殺していた鹿島さとみ(棚橋幸代)。俳句が趣味の大学教授・山下俊吾(石濱朗)も不審な死を遂げていた。警察は山下を事故死としていたが、殺人の線も捨てきれない。亀井は山下の後輩・関根教授(小宮孝泰)の協力を得て、事件を洗いなおす。 |
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