中崎クッキングスクール講師・音村純子は目の病気の手術で失明状態だった。校長の中崎から見舞いの電話を受けた純子は、相手の電話口での異常を察知。間もなく中崎が撲殺された事を知る。手広く経営している中崎には敵が多く、警察も怨恨による犯行とにらみ捜査する。中崎の妹の由美と亡き夫の親友で旧知のシェフ・小沢に励まされ、必死で恐怖感と闘う純子。事件当日電話口から聞こえた中崎の愛犬・ジョンの声と軽い金属音から、純子はある実験をし調査を開始した…。

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